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ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)

[ 新書 ]
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)

・梅田 望夫
【筑摩書房】
発売日: 2007-11-06

参考価格: 777 円(税込み)
販売価格: 777 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
梅田 望夫
カスタマー平均評価:  4.5
同著者による『ウェブ進化論』の続編。前著ではグーグルの誕生からその存在意義、社会にもたらされる利益や変化などをわかりやすく紹介した。本書ではウェブシステムによって発生した社会の変化を紹介すると同時に、企業のあるべき姿、個人の価値観や生き方について考察している。対象読者は前著を読んでいるか、またはある程度ウェブ用語を理解していることが前提。

記載の多くが事実に基づいての考察であると同時に、前著に対する書評などを調べた上で、客観評価して再考察していたり、新たに焦点を絞ったりしているように、まさにウェブによって本書(著者の意見)も進化していることが理解できる。また、性善説に基づいた楽観的な予測がほとんどであるが、読者に不安を感じさせない説得力がある。

本書で注目すべき点は、ウェブの仮想世界(バーチャル)が、情報量では現実世界(リアル)と対等になる一方で、伝達速度が瞬時であるために、情報の集約が正確になることである。例えば、広告料金の費用対効果などはリアル世界ではその客観性・信憑性に乏しかった(つまり幻想であった)のが、バーチャル世界ではリアル(ごまかしのきかない現実)になるのだ。また、現在の多くの社会人は、バーチャル世界とリアル世界を別個に認識しているが、これから生まれてくる世代にとっては双方併せて一つの世界であるばかりでなく、バーチャル世界での仕事や交流などに人生の大半の時間を費やすことも予想される。したがって、バーチャル世界を受け入れ、柔軟な対応が迫られる。

一方、ウェブによる情報社会の到来を高速道路に喩えた羽生二冠の論を紹介し、出口付近の渋滞を乗り切ることがプロの扉を開くとしており、これも説得力がある。しかし、氾濫する情報のうち適切なものを得る際の手法を嗜好に合わせるのみでは問題があるように感じた。例えば、単純に検索数が情報の正しさや客観性を示すわけではない。カルト情報などを見極める能力が先行すべきであり、論理的思考が可能な状況を築いた上で、という条件が高速道路にのる以前に必要と感じる。

本書は非常に面白い情報が多く、基本的には良書と思う。ただし、(ロングテールなど、前著では紹介されているが)注釈無しの用語もあって、独立した書としては読者が限られてしまう可能性があり、星4つとした。 バーチャルがリアルに
「こちら側」「あちら側」でWEB2.0の確固たるイメージを示した著者が新しい提示を行った一冊。

「もうひとつの地球」が今回のキーワード。

インターネットがより確実に世界に浸透している。
様々な情報が集まっている。そこで行われるコミュニケーション。

より便利なものから、確実に新しい世界として結実しつつある世界。
それが「もうひとつの地球」という言葉で実を結ぶのだろうか。 次なる提示
 性善説をベースとした強烈なアジテーターである梅田の快作だ。

 この本はある意味ではウェブの話ですら無い。この本で梅田が語っているのは 21世紀という時代に 人間が 働くということを通じてどのように生きていくのかという 人生論である。ウェブというのは梅田にとっては ある意味でツールでしかない。たまたまウェブというツールで梅田自身が自己表現をしているし また ウェブというツールが自己表現に非常に向いているツールであるというだけの事だ。本書の本質は 「ウェブを使ってどんな仕事が出来るか」というような安易なノウハウ本ではなく 「ウェブというツールを得たこの時代で どう生きるか」という極めて青臭いアジテーションなのである。

 例えば梅田が幕末に居たらと想定すると 雰囲気的には 坂本竜馬のような感じではないかとも思う。司馬遼太郎が描く「坂本竜馬」は 非常に楽天的で常に未来を向いて歩いていたような印象が強いが 本書からみえてくる梅田も それに非常に重なる。梅田の楽天家具合も 筋金入りだし 何よりこの時代の明るい未来を強く信じている点が強烈なアピールとなっている。

 ウェブという道具に対し 性善と考えるのか性悪と考えるのかで その人の人生が変るような時代だと思う。そんな中で梅田の 底抜けともいうべき性善説には 強く惹かれるのはしょうがないかと自分で思ってしまうのだ。
 
 
  坂本竜馬
読んでいて梅田さんが伝えたいことがダイレクトに感じることができた。Web業界をずっと歩んできたが、大きな視点でみることがないので参考になる。今後もWebの世界とかかわって生きたいと思わせる一冊になった。 言霊ってあるんだと実感
アップル創業者スティーブ・ジョブズの言葉で、「偉大な仕事をする唯一の方法は、あなたがすることを愛することだ」と訳される。

梅田望夫氏はこれから高速道路を走る若いネット・アスリートたちに、シリコンバレーデ学んだ3つの言葉を送りたいとp.96で書いている。それは、Only the Paranoid Survive(病的なまでに心配性な人だけが生き残る)、Entrepreneurship(自分の頭で考え続け、どんなことがあっても絶対にあきらめない)、そして、Vantage point(見晴らしのいい場所)だ。

この説明の中にスティーブ・ジョブズの言葉が出てくる。とにかく、好きを貫くこと。プロセス自体を「苦難の道」と捉えるのではなく、楽しんでしまうということ。最近、茂木健一郎氏の本や講演を聴くことがこれは、彼の強化学習にも近いかなと感じる。徹底的にのめりこんで脳内麻薬物質ドーパミンを出しまくるということ。そうすると伸びる。茂木氏とは「フューチャリスト宣言」で対談しているし、二人ともとてもオプティミスティックなので波長が合うのかなと思う。

梅田望夫しはウェブ時代にサバイブすることを徹底して考えつくしているという。小手先のテクニックではなく、時代の空気というか現象そのものという雲のようにふわふわしたとらえどころのないものに立ち向かい何とか自身や読者に伝えようとしている。とても集中力と体力のいる作業だと思う。

かつて司馬遼太郎が名著『アメリカ素描』で人工国家アメリカが存在しているだけで「いつでもそこ(文化の重い気圧から開放され文明のみでOKの世界)へ行けるという安心感」を我々に与えてくれると書いたように、梅田はウェブが作り出す「もうひとつの地球」がリアルの世界で息苦しさを感じている人々にとって、「いつでもそこにいける」という同じような安心感を与えてくれる存在と捉えているところなど腰を落ち着けて考えているのだなと感じさせられる。

現代は明治維新のときと同じような「大きな変化のまっただなか」だ。しかも、それは全世界的にいっせいに起きている。僕もケータイでGmailを見て、家に帰ったらスペインやフィリピンなどの友達(SNSなどのつながり)とメッセージのやり取りをしたりする。向こうでは同じような感覚で「英語」を使い「ネット」を使い、同じ技術でブログを立ち上げていたりする。

「古い価値観」はとても安全でそれに適応できるひとは、今までどおりそれをやればよい。ただし、その「古い価値観」に適応できなく息苦しい思いをしていた人たちもウェブの爆発的な発達によって「新しい価値観」による新しい生き方を少しずつであるが選択できるようになっている。この移り変わりはとても面白い。この感覚を少しでも肌で感じることができたならこの本を読んだ価値があったのだと思う。
The only way to do great work is to love what you do.

探偵ガリレオ (文春文庫)

[ 文庫 ]
探偵ガリレオ (文春文庫)

・東野 圭吾
【文藝春秋】
発売日: 2002-02

参考価格: 540 円(税込み)
販売価格: 540 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
探偵ガリレオ (文春文庫)
東野 圭吾
カスタマー平均評価:  3.5
秘密、百夜行と幅広い作風の東野圭吾氏の真骨頂、理科系出身者らしいトリックの謎解きで
軽いタッチの推理小説としては成功しています。一作がとても短く、登場人物の人間描写もくどくなく全編平均点は高いと思います。
燃え上がる若者、心臓だけ腐った男、幽体離脱、池に浮かんだデスマスク、、、、テレビドラマにすると少し物足りない内容になるでしょうが、それは福山、柴咲両氏の演技で何とか凌いでいるのでしょう。
アメリカのコロンボとの差を思ってしまいます。テレビは楽しみにしています。 帝都大学 湯川助教授
東野圭吾の作品はいくつも映像化されていますが、成功した作品とそうでない作品には法則があるように思えます。

それは「原作が傑作の場合は映像化が失敗し、凡作である場合は成功する」という法則です。

その法則を信じていた私は探偵ガリレオが映像化されると知って成功を確信しました。
そしてその通りになりました。

凡作であるがゆえに原作にも熱烈なファンはほとんど居ません。
だから映像制作者はある程度好き勝手に作品をいじる事が出来て、ファンもそれを受け入れられるから成功したのでしょう。

というわけでドラマを見て面白いと思ったからといって原作「探偵ガリレオ」「予知夢」に手を出すことはオススメしません。東野圭吾にはもっと面白い作品がいっぱいあります。

男性なら「秘密」を
ドラマ版を見ていないなら「白夜行」を
ミステリーが好きなら「ある閉ざされた雪の山荘で」を
笑える気軽な作品を読みたいなら「超・殺人事件」を
上記の作品を読む気がしないなら「悪意」を

「探偵ガリレオ」の前に読むことをオススメします。
読書後により一層東野圭吾が書いた「探偵ガリレオ」を読みたくなることを保証します。 凡作です。初めての東野圭吾には向きません。
TVドラマでは派手な演出になっていますが、本はもっと淡々としていてカジュアルな感じです。一話あたりが短いので、ちょっと時間が空いたときなんかに気軽に読めます。「科学の不思議」みたいな事を題材にしていますが、小難しいことは無く軽い内容なので読み疲れません。 ふつうに面白いですね
フジ系列のテレビドラマの原作本。
ドラマの福山雅治は3本指を広げクールにキメてるつもりです。
しかし福山でもギリ痛い。
そんな見ててこっちが恥ずかしいドラマではなく小説はおもしろいのではないか。
そんな淡い期待を抱きながら読むと、
小説の内容はスナック菓子のような軽薄なモノです。
サイエンスな古畑任三郎?とにかく微妙です。
スナック小説
「燃え上がった若者の頭」という描写は、えっ何で!と思い興味をそそられはするものの、「赤い糸」が出たとたん、すぐに「レーザー光」と分かってしまう。(誰でも分かってしまうのでは。)東野圭吾は長編はおもしろいが、今回の短編は先がすぐによめてしまうので、期待はずれでした。 先がよめてしまう

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

[ 新書 ]
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

・築山 節
【日本放送出版協会】
発売日: 2006-11

参考価格: 735 円(税込み)
販売価格: 735 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
築山 節
カスタマー平均評価:  4.5
脳の働きを高めるための具体的な方法論を、著者の専門家としての知識と経験をもとに、提示しています。恐らく、当たり前のことこそ、継続・定着させることが難しいということを、念頭においているため、特に個人が負担を感じることなく取り入れる方法(つまり習慣化しやすい)にはなるほどと思う点が多くありました。 脳を衰えさせないために。
脳神経外科医師の作者は、ボケ症状の治療に取り組んできた経験をもとに、スッキリ晴らす脳の使い方を書いています。 

最近、こんな思い当たる症状はない? 
 ・周囲の人に話しかけられたとき、パッと反応できない 
 ・本を読んでも内容が頭に入ってこない 
 ・よく知っているはずのことが思い出せず、「あれ!あれだよ」という言葉が増えた 

そんな方にお勧めの本です。 スッキリ脳
お医者さんが分かりやすく書いた脳の本です。
「MRI検査を受けましょう」って意外は、すごく大変なことは書いてありません。普通のことです。なんとなく心がけてなんとなく頭スッキリ、を実感できます。 普通のことだけど。
脳を鍛えるための習慣が書かれていますが、ここからいくつ自分の行動に落とし込めるか?
だと思います。

家事や睡眠など、一見当たり前に思えるようなことも書いてありますが、当たり前のことが、当たり前に出来なくなる人がいる。
自分にもそういう日が来るかもしれない。

と言う前提で、自分の行動を変えたい。と言う観点で読むのがいいかと、僕は思います。

どこかで聞いたような話。

それが、出来てるか?

本書に書いてあることが出来てるか?

全部出来てる?

と、改めて問いただしたくなる一冊でした。
いくつ、自分の行動に落とし込めるか?がポイント
健康問題と脳の活力は切っても切れないものである。

「冴え渡る脳」というのは万人の憧れかもしれない。
もって生まれたものもあるのかもしれないが、

自分の生活習慣によって変えることができるかもしれない。
持って秘めたるものがあるかもしれない。

自分にできること。
それを明確に打ち出しているところに価値がある。 漠然としていたものを明確に

夢をかなえるゾウ

[ 単行本 ]
夢をかなえるゾウ

・水野敬也
【飛鳥新社】
発売日: 2007-08-11

参考価格: 1,680 円(税込み)
販売価格: 1,680 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
夢をかなえるゾウ ※一部大型商品を除く
水野敬也
カスタマー平均評価:  5
この本に書かれている事は、以前から言われているようなシンプルな方法だと思います。しかし読者が一つずつ行動に移すことが出来るようなとても面白い構成になっていて、そこが素晴らしい。それに本当の成功とは一体なんなのだろう、仕事で出世、もしくは独立起業がうまくいきお金持ちなる事?いや、それだけが成功じゃないと気付かされた本でした。 成功とは一体。
読み物として実に面白い。

リズミカルで、登場してくるガネーシャ先生が

めっちゃ楽しいヤツで。。。

ブッサブッサ毒吐いて来るんですけど、

そいつも自分にガシガシ突き刺さります。

数々成功本を読んでも、ナカナカ実行できない人や

感動が薄れてしまって、素直になれなくなったら、

どうかこの本で気持ちをリセットして

再々スタートしましょう♪ 笑いながら叱ってもらえる本。
明日目が覚めたら自分の部屋に、関西弁のゾウがあぐらをかいてタバコを吸っていたらどうしますか? 

しかもそいつに「お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで。」なんて言われたらどうしますか?? 

そんなゾウ、ガネーシャ(表紙のやつ)が普通の三日坊主なサラリーマンの家に居座り、毎日1つずつ課題を出し成功へと導いていく話。なんだけど、、、 

このガネーシャのキャラがいい! 
憎たらしくも憎めない、そんなキャラ。 
朝食の目玉焼きにベーコンが入っていないとマジギレするようなやつです(笑) 

爆笑しながら成功に近づける! 
最後には切なくもなるし、僕にとって確信的な成功への答えも書かれていました。 

あなたもガネーシャの課題に挑戦してみてはいかが!?

☆大人版 ドラえもん!?☆
今まで数々の自己啓発本を読んできましたが、結局何も変わりませんでした。その理由がこの本を読んでわかりました。それは単純なことで、何も行動に移していなかったからです。いくらたくさんの自己啓発書を読み、そしてそれがすばらしい内容であったとしても実践しない限り何も変わることが出来ません。自己啓発書を読むこと自体は楽で、その場限りの満足感は得られますが行動することは必ずしも楽ではありません。しかし、本当に自分を変えるには行動するしかないとこの本に教えられました。学生のうちにこの本に出会えてよかったです。 実践しようと思った
よくよく考えれば、巷に数多ある成功者ともいえるのだが、
切り口が新しく、関西弁の怪しい神様が親しみやすく教えてくれる。

どこにでもいるような「変わりたい」という夢をもった青年が主人公。
ある日、神様ガネーシャが彼の前に姿を現す。
理不尽ともいえる日々の課題を出すガネーシャ。
いつも最初は疑問に思いつつ、過去の成功者を例に出され、
もっともらしい理屈を付けられ、課題を実行していく主人公。

読み進むにつれ、自分も変わっていけそうな気分になるが、
この本だけでは変われない。
この本で変われるなら、「松下幸之助の本」でも「本田宗一郎」の本でも、
「エジソン」の伝記でも、何でもかんでも変われるはず。

行動あるのみ。
自分に自信をもって、やってみることから。
やるために変えることは、この本を読んで確かめて。

みんなに成功して欲しい反面、今喜ばせたいのは、
この本の著者な気がするのでwww このレビューが誰かを喜ばせますように

PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)

[ コミック ]
PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)

・浦沢 直樹 ・手塚 治虫
【小学館】
発売日: 2007-11-30

参考価格: 550 円(税込み)
販売価格: 550 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
手塚 治虫
カスタマー平均評価:   0

『求めない』 加島祥造

[ 単行本 ]
『求めない』 加島祥造

・加島 祥造
【小学館】
発売日: 2007-06-29

参考価格: 1,365 円(税込み)
販売価格: 1,365 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
『求めない』 加島祥造
加島 祥造
カスタマー平均評価:  4.5
1つのページに1つの短文があるという形式で、非常に読みやすく、いっきに読み進めることができました。

内容はというと、読んでいて考えさせられること気づかされることが多く勉強になりました。『求めない』ときいて、私はすーっと楽になれた気がします。求めないことで居心地のよい自分を見ることができました。


そして、この本を買う時に少し高いなと感じたのですが…
この本に書かれている作者が80年もの人生で学んだ、『求めない』ということ、を教えてもらい、自分の人生の中ではもしかしたら気付けなかったかもと思うと値段の高さなど気にならなくなりました。むしろ安く感じます。

すぐに読めるので、人生で迷った時に☆また読みたいと思います。
買ってよかった
古典コミックシリーズの「老子」を以前読みました
その中の一節を思い出しました。

***

”大いなるもの” である ”道”
―――すなわち ”大道” は
あまねくものに 満ち満ちている

万物はこれによってはぐくまれ
そのふところに 抱かれているが
”大道”はその功を誇ることなく
万物をはぐくんでも支配はしない
”大道”は 常に”無欲”だから
”小さきもの”ともよばれるが
何ものをも 支配はしないゆえに
”大いなるもの”とも 呼ばれる”

”小さきもの”は みずからの
その小ささにとらわれないゆえに
”おおいなるもの”でも あるのだ

***

この「求めない」も私のお薦めの本に加えましょう。
これまでのお薦めの本は次のものでした。

 パルー どこまでもどこまでも
 おそらにはてはあるの?
 詩集 念ずれば花ひらく 
 わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集
 にんげんだもの
 にあんちゃん(「にあんちゃん」は一般の店に頼めば手に入ります。他の本はここで買えます)

どれも感動がありました。
おすすめの本に
この本は非常に空白が多いです。
本当にもったいない。もっと字をつめればいいじゃん。
そう思っていました。

今ではこの空白を楽しんでいます。 空白
「求めない」

というタイトルなのに、

自分にとって

「求めていた」

本だなって思ってしまいました。

こういう感覚って必要だと思います。

過去の遺物ではなく、現代だからこそ
こういった感覚、バランス感覚が
必要なんだと思うんです。
求めていた本
仕事のこと、親のこと、子供のこと。四面楚歌だった気持ちが
この本を読むうち水面のように鎮まっていくのがわかりました。
性格が似ている息子と知人にもプレゼントしました。
「求めない。」こんな自分でもなんとかやっていけるかな、と思えて、涙がでました。
ゆったりと私らしく急がずに。思いつつ気が引き締まる思いもしてきました。
一読の価値がある、いえいつもそばに置いておきたい本です。 そばに置きたい1冊です。

走ることについて語るときに僕の語ること

[ 単行本 ]
走ることについて語るときに僕の語ること

・村上 春樹
【文藝春秋】
発売日: 2007-10-12

参考価格: 1,500 円(税込み)
販売価格: 1,500 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
走ることについて語るときに僕の語ること ※一部大型商品を除く
村上 春樹
カスタマー平均評価:  4.5
村上さんの言葉には、鎮静作用があると、いつも思います。
だから、「大好きで熱狂的に」、それこそ「熱く熱く」、というよりも
静かな、腹のそこに溜まってしまった、怒り、悲しみ、
そういうものを取り除いていく個人的作業として、
いつも読みます。
今回も、そうでした。
理不尽なことが当たり前にありうる世の中だから、
やりきれないことは溜まっていって、
静かな怒りや悲しみで体が重くて。
それが、すう、と楽になったのでした。
・腹が立ったら自分に当たれ。
・誰かに故のない非難を受けたとき、僕はいつも少しだけ長い距離を走ることにしている。
この言葉、大好きです。 はらり、と。
 最近すっかり図書館通いが定着し、文庫本すら買うことがなくなった私ではありますが、本屋で手に取りページをめくると、心はたちまち村上ワールドへ移行し、体はふわふわレジへと直行していました。相変わらずの恐るべき魔法!  読み終えたとき、春樹さんに盛大な拍手を沢山・沢山いつまでも贈りたい気持ちで一杯になりました。 『老い』という逃れようのない現実に、戸惑いながらも立ち向かう勇気や、自分から目をそらさない意志の強さに、泣きました。そして、パニックを乗り越えた春樹さんに、同じ病で苦しんだ私は、本当に慰められました。感謝! 『老い』という現象がなければ、諦める(=受け入れる・受け入れざるを得ない)ことは難しいだろうと、『老い』ることは忌み嫌うものじゃなく、『いつか死ぬ』ということに対しての必要なイニシエーションなのだと、感じました。  あぁ、春樹さんにCONGRATULATIONS!のカードを送りたい! 老い→あきらめ→祝福
 本書は村上さん個人の内的体験が豊富に語られています。それだけでも興味深く示唆に富んだ一書と言えるでしょう。
 その上,アスリートの内面を言語として,おそらく多くのアスリートが経験している感覚を表現してくれています。これまでも現役或いは現役を引退したアスリートの書は多く出版されていますが,本書ほど言葉として分かりやすく表現できた一冊は無かったと思います。
  アスリートの中にかなり多くの村上ファンがいるのも肯首できます。
 村上ファンのアスリート(わたしの場合は生涯現役ラガーマンを目指しています)としては,村上春樹の読者ではなくとも,スポーツにあまり馴染みの無い方に是非読んで欲しい一冊です。 アスリートとして
ランナーやファンに向けたランニング本ではなく、著者が自信のために残すメモワールてきな一冊。30代前半から現在までの約20年間のあいだにフルマラソン25レース、トライアスロン6本に挑戦。約2年間の執筆期間を経て出版された。孤独なランナーのトレーニングの風景やレース中の気持ちが伝わってくる。普段の村上ワールドは顔を見せないのでランに興味のないファンには向かないかもしれない。 メモワール
村上 春樹さんの小説は実は一冊も読み通したことがない。
でも、熱心なランナーであることは前々から知って、小説家でランナーという存在が興味を引いていた。
本書は、彼自身の走るという行為に対する思いを書いたエッセーです。
初めて彼の本を読み通しました。
ファンでなくとも、走ることに興味を持つ人に一読をおすすめします。
走る小説家

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)

[ 新書 ]
いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)

・岡田斗司夫
【新潮社】
発売日: 2007-08-16

参考価格: 735 円(税込み)
販売価格: 735 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)
岡田斗司夫
カスタマー平均評価:  4.5
最近、少しメタボ気味で職場でつけられたあだ名が「メタボちゃん」
そんな折、書店の文庫本コーナーで見つけたのがこの本。

「いつまでもデブと思うなよ」
このタイトルは強烈!いささかの戦闘的性質を感じて購入しました
実践するしないに拘わらず、楽しく読了できました。

読むだけでダイエットできればもっと素敵なのにね。
明日から実践します! タイトルは強烈
今回この著者の本を初めて読みました。(以前から名前は存じ上げていましたが)
読んでみての感想として、この「レコーディング・ダイエット」の良し悪しは
別としても著者がダイエットするに至った経緯を、学歴・ブランド主義と
絡めて論理的に展開していくところはさすがだなと感じました。

肝心のダイエットの中身にしても実に具体的に、また読者が実践しやすい様に
親切に語ってくれているところは著者の人柄の良さが出ていると思います。

しかしながら一つ思ったのは、このレコーディングダイエットにしても食べた物を
全て記録していくというのはなかなかの‘意志力’を必要とする作業ではないかなと。
他のダイエットよりも実践しやすいであろう事を否定するつもりはありませんが
まぁ痩せる事に王道(食事・カロリー制限、運動)以外の物はないって
いう良い証拠ですかね(笑) なかなかの良書ではないかと
タイトルが秀逸。
一年で50キロのダイエットに成功した著者が痩せた理由が書かれています。
 
私もずっと不思議に思ってたことが書いてあって
思わず頷いてしまいます。
どうして腹八分目で止められないのか。
どうして毎回食べ過ぎて、後で後悔してもまた同じ失敗を繰り返すのか。
 
著者の分析力、語り口のうまさを楽しむだけでも
一読の価値はあるのでは。  一読の価値はある
お腹がいっぱいになるということは、「もうこれ以上食べられない」ことだと思っていました。
しかし、そうではないことに気付かされました。
お腹からのサイン「もういっぱいだよ」という声に耳を傾けたいと思います。

私もまずは毎日の体重を壁掛けカレンダーに書き始めました。
まだやせたりはしませんが、毎日少しずつ微妙に体重って変わることが分かりました。
今は、なぜこの体重なのかを分析して楽しんでいます。 気付かされました
デブは来るな!あっちいけと、触れるなといじめられた時期もありました。
ブタと罵られ、高校生になってもいじめられていました。
はやくこの状況を壊したいし、友達も欲しい。特にガンダムが好きな人で。
キュリオスが好きな自分。でもそんな趣味まで否定される。デブだから。
モビルスーツって何?そう聞かれた。ついに友達ができると思ったが、やっぱヲタクキメェと
いわれた。でもこの本と出会い実践した。驚くことに本当に痩せた。本当です。
しっかり本通りに実践すれば絶対痩せます。痩せたことで生活も変わった
ねっとだけの生活じゃなく、外に買い物にも行けるようになった。本当にうれしいです。 本当に

灼眼のシャナ 16 (16) (電撃文庫 た 14-21)

[ 文庫 ]
灼眼のシャナ 16 (16) (電撃文庫 た 14-21)

・高橋 弥七郎
【メディアワークス】
発売日: 2007-11

参考価格: 536 円(税込み)
販売価格: 536 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
灼眼のシャナ 16 (16) (電撃文庫 た 14-21)
高橋 弥七郎
カスタマー平均評価:  4.5
祐二が抱いたシャナを守るという思い。
その思いの実現として、シャナと共に生きていく選択肢が確かにあった。
だが、祐二は祭礼の蛇の思想に自分の思いの実現と重なる部分を見出し、
また、祭礼の蛇も祐二の思いに共感する部分を見出したことで、
互いの思いを実現するために一つとなり突き進む。

祐二はシャナと共に生き続けても、
討滅の道具としての定めに囚われているシャナの最後がわかっていたのだと思います。
そして、シャナと共に生きて徒を討滅し続けても、この世の理が変わらない限り、
祐二の好きな人達は常に徒に喰われて消滅する危険に直面していることも。
これからもずっと、祐二達が討滅された後も…。

だから彼は、この世の本当の事を変える決意を抱き、
祭礼の蛇と共に、新たな理を持つ世界を作ろうと動き出した。
シャナが敵になろうとも。宿命に囚われ、いつか戦いの中で死んでいく彼女を救い出すために。
これからも消滅と隣あわせで生きていく人達を守るために。

結果的に、今の理を守る形になったフレイムヘイズと、
人間達と徒のために新しい理を持つ世界を作りだそうとする祭礼の蛇・坂井祐二達との戦いの序章が描かれる。
祭礼の蛇・坂井祐二が目指す新しい世界の理は明確にされていないが、
個人的に祐二の想いが実現することを祈って。 祐二の旅立ち
悠二の正体が衝撃的でした。読んで行くとシャナの葛藤が伝わり切ないです。 もう2 3巻で完結でしょう まさか
この16巻はシャナ達フレイズヘイムにとっては、絶望!!紅世の徒達、バルマスケにとってはチャンス!です。それは、シャナの傍にいたミステス坂井悠二がバルマスケに誘拐されたから。 悠二に心を許すシャナは絶体絶命!悠二の言葉に動揺するシャナ!しかし、この巻では悠二は操れているのだと思います。それか、悠二がバルマスケを倒す為に祭礼の蛇に成り済ましているのかも?   予想される対戦はシャナ対悠二!マージョリー対シュドナイ!ヴェルヘルミナ対フェコルーかサブラク!    圧倒的な戦力の差のにシャナは前の炎髪灼眼マティルダと同じ道をたどるのか?       いずれにせよ完結が近付いて来たような感じです。 いよいよ完結の予感
 待望の本編14巻の続きです。悠二の失踪が現実問題として
降りかかる前半から彼とシャナとの戦いまでを描いています。
14巻の終わりでは、悠二が“祭礼の蛇”に操られていたのかと
思っていたのですが、どうやらそうではないらしいというのが、
後半解ってきます。

 悠二の出した答えがシャナのためにはならず、お互いがすれ違う
様は、読んでいて切なかったですね。確かに「この世の本当のこと」
が変わらなければ、「徒」とフレイムヘイズとの戦いはこれから
もなくならないかもしれないし、それに巻き込まれる人たちが出続ける
かもしれないですが、悠二の選択には共感できませんでした。
シャナと共に闘い続けるという選択も十分可能だったのでは、と
思います。どこまでが、彼の真意か解りづらいですね。

 かつて、この世界のありようを変えようとした“棺の織手”アシズ
には、契約者の再生という目的がありましたが、悠二にはそれだけの
強いきっかけがあったのかが、疑問です。彼が取ろうとする行動も
多くの人を結果として巻き込むことになるのでは、と思いますし、
それを是とするのは彼らしくないと思います。

 色々と予想外の展開に、アニメ第1期の結末も思い出し、続きが楽しみ
になってきました。次々とアウトローが壊滅していき、討ち手がいなく
なっていく中、仮装舞踏会(バル・マスケ)の野望を打ち砕く人材がまだ
残っているのか、気になります。

 それから、吉田さんが、今後ヒラルダを使うかどうかも気になります。
彼女の決断が悠二の目を覚まさせることになればと思いますが、その
結果として彼女が消えるようなことはあって欲しくないなと思っています。

 最後にカムシンが登場することで、徐々に役者がそろいつつあるような
予感を持たせた終わり方で、今後に期待が持てました。発刊ペースも良いです
し、次が待ち遠しいです。 悠二の真意はどこに?
前回御崎市から姿を消した悠二君。
当分シャナとの絡みはないんだろうな?、と残念に思っていましたが
後半の方で再会しちゃってます。
このCP好きとして嬉しかったり、状況が状況なので悲しかったり(T_T)
全体的に文句なしの16巻ですがちょっと挿絵を書かれてるのいぢさんの絵が
変わったなぁと感じます。タッチが今までのとは違い、違和感を覚えました。
前の絵の方が好きだったのでちょっとショック…
しかし面白いです。是非御一読を。
お前は誰だ(色んな意味で

彩雲国物語隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫 46-15)

[ 文庫 ]
彩雲国物語隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫 46-15)

・雪乃 紗衣
【角川書店】
発売日: 2007-11-01

参考価格: 540 円(税込み)
販売価格: 540 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
彩雲国物語隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫 46-15)
雪乃 紗衣
カスタマー平均評価:  4.5
3話入りの短編集。
短編集ということで、あまり期待せずに惰性で購入しました。
1話目は、ちょっとしたギャグ小話で、全部これ系だったらどうしようと思いましたが、2話目、3話目が素晴らしかったです。

2話目は秀麗パパの若い頃のお話。
どうして秀麗パパがああなっていったのかがわかり、どうして黎深が兄のことが好きなのかがわかります。
ラストでは思わず涙しました。

そして、3話目。
最高に素敵なお話でした。
黎深と奥さんの百合姫の馴れ初め話。
大満足の一作でした!
おすすめです!! 2話3話が最高です。
紅家の三兄弟好きは押さえておきたい番外編。黎深が好きになります。1作目の指南争奪戦は企画モノの匂い。文章はやっぱり少し読みづらいのですが昔に較べれば格段の差ではないかと。何せ作家さん絶好調のようで短いスパンで新作がでていますから番外編でもお茶を濁されたような気がしないところが嬉しい(ただそろそ秀麗の身体の謎は知りたい)。 番外編
今回の短編集は、文句なしに面白い!!
本編がシリアスすぎるので、このコメディタッチの短編集を読むと、ほっと一息つけます。
あ、あくまでも、本編に比べてなので、内容的にはシリアスなものもありますけどね。
それに何より、作者が楽しんで書いてるのが、文章を読めばまるわかりです。
無理してシリアス書く事ないのに・・・と思ってしまいましたよ。
政治的な事とか、緻密なストーリーを練るのは、ほんとに苦手なんだなぁ・・・というのが、今回の短編を読むと、よくわかります。

さて、作者が楽しんで書いてるのだから、読者も読んでて非常に楽しかったです。
今までのは、暇見つけて読むとかしてたんですが、これは途中でやめれなかったので、一気に読んでしまいした。

今回は、今まであまりスポットが当てられてなかった人の話がかかれてますが、私は、なんといっても、黎深の話が良かったです。
秀麗ラブラブ叔父バカ丸出しの黎深の過去がわかる。・・・そう思っただけで、読んでみたくなりませんか?
そして、笑い転げたい人には、秀麗の国試前の話がオススメです。

なんとなく、惰性で買い続けてましたが、今回は、買い続けててよかった!一冊でした。 黎深面白すぎ!!
黎深と奇人に惚れられるなんていったいどんな深窓の姫君だ? と思っていたら、とんでもない! 黎深に限ってフツーのお姫様に惚れるわけがないと思い知った一編でした。女性キャラの中で一番好きになりそうです。本編では絳攸の決断の時がせまってるかと思いますが、そうなると百合姫はキーパーソンになるのではないでしょうか。
出るとは思っていなかったちび劉輝も出るし、奇人と絳攸がなぜああなってしまったのか、黎深の鬼畜ぶりもよくわかる、超外伝です。 百合姫万歳
外伝3話を収録した本ですが、伏線と枝葉ばかりの本編より随分と楽しめました。
もしかして作者が本来目指していたのはこういう路線なのでは、と思うくらいです。
この外伝を読むと、ここのところの秀麗という存在に逆に違和感を感じるほど。
ひょっとして作者は、本編での秀麗の扱いに悩んでるのかなと勘ぐってしまいます。

この外伝は文章にも張りがあり、作者自身も楽しんでいる感じをひしひしと受けました。
当初の荒削りでも勢いのある彩雲国ワールドが再び展開されてますので、本編でもそれを取り戻して欲しいと思います。
最近の彩雲国に不満を感じている人(私も含めて)は、必読な外伝ですね。
もともと目指していたのはこんな彩雲国ワールドでは?

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 更新日 2007年11月26日   ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク